2月15日（月）19:00から20:30まで、さくらホールの小ホールで「阿部美礼と行くプラハの旅」が開催されました。これは、3月27日に同・中ホールで開催する「阿部美礼＆シュターミッツ四重奏団」コンサートのプレイベントであり、シュターミッツ四重奏団の活動拠点であるチェコ共和国の音楽や首都プラハの街を紹介し、本公演に対する関心を高めてもらおうというものでした。

   来場者は、ツアーコンダクターとキャビンアテンダントに扮したスタッフに迎えられ入場（搭乗）。岩手からプラハまでのフライトをスクリーンに映し出され、ピアノの演奏にのせてバーチャルミュージックツアーが始まりました。

   プラハに到着すると、ピアニストの阿部美礼さんが映像を使ってプラハの名所をたどり、見どころや由来を説明。それぞれの場所でゆかりの音楽を演奏しました。中でも、有名な「カレル橋」を歩きながら眺めるモルダウ川（現地では「ブルタバ川」という）の映像や、プラハ城の聖ヴィート大聖堂、スメタナホール等の内部の映像は、まるで実際に旅に行っているかのような素敵な体験でした。

   会場内には、美礼さんが以前にミュージックキャンプで訪れた際のプラハの写真も張り出され、お客様の目を楽しませてくれました。また、旅の思い出にと用意されたチェコ製ビールは、自由行動の時間（休憩時間）にあっという間に売れ切れてしましました。