第1回文化芸術ネットワーク会議開催|県南広域振興圏
2018年7月14日(土曜日)
11月29日、口内小学校の第3回目(最終回)のワークショップを行いました。この日の講師は日本中で活躍している打楽器奏者の野尻小矢佳さんです。
最初にトーキングドラムの演奏で始まりました。この太鼓は音程を変えられるので、まるで子ども達に挨拶しているようでした。(下)
野尻さんは、アフリカで生活の中から生まれた楽器が、言葉と同じように伝達用の道具として使われていたことなどを説明し、声とジャンベで演奏する「神々へのリズム」を聴かせてくださいました。(下)
次は外に出て、自然の中にある音を採集しました。なるべく多くの音を集めることが目標・・・自然に聞こえてくる音から、自分が生み出す音まで、色々な音に集中しました。
その後、音楽室に戻り、採集した音をみんなで整理しました。(下)
集めた音をみんなで次々に出し合い、野尻さんが大きな紙に絵にして記録してくださいました。(下)
次は、ボディパーカッションでコール&レスポンスを行いました。鹿踊りの合図をモチーフに、始めは講師と全員で会話のように、次はグループで順番に、最後は1対1でやり取りが成立する感覚をつかみました。(下)
次のプログラムは、「音からイメージを受け取る」という体験です。野尻さんの「アメリカンパトロール」と「ホフマンの舟歌」の演奏(音階のある音楽)を聴き、足踏みしたり、体を揺らしたりしながら音楽のイメージを受け取りました。(下)
野尻さんの小物楽器やハピドラムを使い、無音や森の音(音階のない音楽)を目を閉じて聴き、浮かんでくるイメージを感じる体験も行いました。(下)
次に、野尻さんが子ども達から3回のワークショップの感想を聴き取り、グラフィックレコーディングという手法で大きな紙に記入して下さいました。(下)
どのワークショップでも「出す」と「受ける」があったことを説明し、言葉以外でもコミュニケーションが成立していることを再確認しました。(下)
出す側より受ける側の方が好きという子ども達の言葉が印象的でした。
プログラムの最後は、ドラムサークルの鹿踊りバージョンで盛り上がりました。様々な種類の太鼓を持った子ども達は、鹿踊りのように音に合わせて歩きながら入場し、しばらくの間サークルを描いて「庭」を作ります。(下)
続いて円形にすわり(かのこ)、自由に即興で演奏したり、数名又はソロで演奏(くるい)を行い、鹿踊りにリンクした「つなぐ」と「受け取る」を体験して終わりました。
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