第1回文化芸術ネットワーク会議開催|県南広域振興圏
2018年7月14日(土曜日)
11月20日(月)照岡小学校で5・6年生を対象にしたワークショップが始まりました。照岡小学校のテーマは「縄文」。第1回目のワークショップは、東京ノーヴィ・レパートリーシアターの俳優=菅沢 晃さんを講師に迎え、様々なコミュニケーションを体験しました。
まず初めに行ったのは「大縄跳び」です。と言っても一人ずつ飛んで通過するスタイル。跳ぶときに何を見て跳ぶか、自分を観察しながら繰り返しました。(下)
その後、縄を使わずに「エアー縄跳び」を行いました。縄(のつもり)を回す補助員の動きを見ながら、子どもたちは、さも縄が見えているかのように跳んでいました。(下)
次に行ったのは、二人一組になって「立つ」の体験。いわゆる「気を付け」の姿勢より、かかとが床に付くか付かないかの姿勢の方が、自然の力でしっかり立つことが出来る感覚を味わいました。(下)
次は「手打ち・足踏み」です。講師が行う手打ちや足踏みを同じテンポで真似るのですが、次第に叫びや動きが入り、ためらいが消えて行きます。(下)
やがて、講師のポーズを真似るトレーニングに発展し・・・(下)
講師の告げる「物体」の形になるトレーニングも行いました。木、山、象、猫、お地蔵様など、様々な「物体」をそれぞれのイメージで表現しました。(下)
次のプログラムは「目隠し誘導」。2人一組になり、目隠しをしてパートナーの呼び声の方に歩くというもの。聴覚の集中と相手との信頼関係がポイントです。(下)
次は「ミラー」体験。講師の動きを真似て鏡のようにゆっくり動くのですが、やがて講師の内面に注意を向け、講師の感情までも感じ取って表現するトレーニングです。(下)
次は、最後のプログラム「遺跡発掘コミュニケーション」です。5年生と6年生のチームに分かれ、それぞれに「縄文」に因んだお題(短い文章)を与えて、声を出さずにパントマイムでそれを相手のチームに伝えようという体験です。
5年チームのお題は「縄文人」が「竪穴式住居」を「作った」。6年チームのお題は「校長先生」が「遺跡発掘」をして「恐竜」の「骨」を見つけた。「 」部分をパントマイムで表現するのですが、それぞれの単語を何人でどのように表現するか、チーム毎に作戦会議を開きました。(下左:5年チーム、下右:6年チーム)
いよいよ5年チームからパントマイムに挑戦! 声を出さなければ何を使ってもOKです。竪穴式住居の屋根の表現にカーディガンを使うアイデアも・・・(下) それにしても「縄文人」という言葉をすぐに言い当てたのは、照岡小学校だからでしょうか。
次は6年生のパントマイム。「校長先生」や「遺跡発掘」(下)の表現に苦戦しました。
最後に講師から「気は心」のお話があり、「感じる」ことや「思いやる」ことの大切さをみんなで実感しました。お別れは講師が全員と握手。熱くハグされる男子もいて、素直に心が開かれる様子が伺えました。
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