文化施策セミナー「文化芸術を生かしたまちづくり」
2022年8月 2日(火曜日)
平成28年9月14日(水)さくらホールで、東北大学経済学部経営学科のゼミ生の夏合宿セミナーを開催しました。その内容を紹介します。「協働」について同様のセミナーを開催したい方は、是非、芸術工房にご相談ください。
イントロダクション(13:50~14:00)
歓迎のあいさつの後、講師2名(昆野將俊、千葉真弓)とNPOの見学者を紹介し、セミナーのスケジュールや進行方法を説明しました。
施設見学「さくらホールのコンセプト」(14:00~14:20)
人と芸術が出会い、交流する場「アートファクトリー」を中心に、市民のサードプレイスとなっているさくらホールの仕掛けを見学しました。サービスセンターの前では、さくらホールの365日営業、午後10時まで開館、舞台技術スタッフが常駐など、施設だけでなく、運営のコンセプトも説明が加えられました。
解説「芸術工房のミッションと運営」(14:20~14:50)
財団法人とNPO法人の設立の経緯や、それぞれのミッションの共通点等を説明し、ミッション・目的・目標・手段・理由のそれぞれの意味を説明しました。その後、芸術工房の事業を紹介しながらミッション達成のための取り組みや、運営を維持するための取り組みを解説しました。人材確保のポイントとして紹介した「262の原則」や「会員制」、資金確保のポイントとして紹介した「会員通貨」等がゼミ生の興味を引きました。
ディスカッション「事業組織の比較」(15:00~15:30)
①芸術施設の維持管理、②芸術施設の利用サービス、③良質な芸術鑑賞の提供、④地域の文化活動支援について、行政・民間企業・財団法人・NPO法人のどれがそれぞれ適しているかを7人ずつのグループに分かれてディスカッションしました。他の人と比較のポイントが違い、どの組織が担当しても適・不適があることがわかりました。
解説「協働の取り組み」(15:30~16:00)
始めに協働の定義を確認し、主催・共催・協力・後援や、委託・補助・協賛による協働の方法を解説しました。その後、芸術工房の事例を紹介しながら協働の役割を説明し、最後に、日常業務の開発や市の総合計画とのマッチング、時代の変化へのマッチングを説明して今後の課題を共有しました。
クロージング(16:00~16:20)
ゼミ生から質疑や感想をお聴きし、ふりかえりアンケートに記入していただいた後、北上市の「大学生等芸術文化活動合宿事業補助金」を紹介してセミナーを終了しました。
アフターセミナー「意見交換会」(17:00~18:30)
会場をイタリアンレストランに移し、夕食を取りながらゼミ生の有志と意見交換会を行いました。NPOメンバーが勤め帰りに駆け付け、大学生の皆さんとNPO活動について楽しく語ることができました。
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