「わくわく吹奏楽クリニック」講師紹介
2022年8月 1日(月曜日)
11月30日、照岡小学校の第3回(最終回)のワークショップを行いました。この日の講師は、日本中で活躍している打楽器奏者の野尻小矢佳さんです。
最初にトーキングドラムの演奏で始まりました。この太鼓は音程を変えられるので、まるで子ども達に挨拶しているようでした。(下)
野尻さんは、アフリカで生活の中から生まれた楽器が、言葉と同じように伝達用の道具として使われていたことなどを説明し、声とジャンベで演奏する「神々へのリズム」を聴かせてくださいました。(下)
次は、ボディパーカッションでコール&レスポンスを行いました。始めは講師と全員で会話のように・・・(下)
次はグループで順番に(下)、最後は1対1でやり取りが成立する感覚をつかみました。
次は外に出て、自然の中にある音を採集しました。なるべく多くの音を集めることが目標・・・自然に聞こえてくる音から、自分が生み出す音まで、色々な音を採集することが出来ました。
その後、集めた音をみんなで次々に出し合い、野尻さんが大きな紙に絵にして記録してくださいました。(下)
次のプログラムは「サウンドピクチャー」。野尻さんが演奏するハピドラムの不思議な音を聴き、感じた色の色紙を選んで一人ずつモザイク状に張り付けて絵を描くという体験です。全員、目を閉じ聞こえる音の色彩を想像しています。(下)
野尻さんの小物楽器を使い、縄文時代の秋の景色や風、温度などを想像し、色をイメージする体験も行いました。野尻さんがタッチした順に音を出し、自然の音を自由に描きます。(下)
これらを別々に行い、一人ずつタッチされた順に色紙を選んで紙に貼ります。全員が貼り終わるまでは目を開けてはいけないというルール。色選びを迷う子がほとんどいなかったのが印象的でした。(下)
出来上がったサウンドピクチャーを全員で確認し、二つのイメージ(絵)を比べてみました。右が不思議な音、左が秋の景色です。(下)
次に、野尻さんがこれまでの3回のワークショップの感想を子ども達から聴き取り、グラフィックレコーディングという手法で大きな紙に記入して下さいました。(下)
子ども達は、ワークショップを通して物事の特徴をみつけたり想像したりすることが楽しかったようで、それが「出す人」と「受ける人」のバランスで成り立っていることを野尻さんが教えてくださいました。(下)
最後のプログラムは、縄文をイメージしたドラムサークルです。円になり、色々な太鼓を使って音楽を即興的につくりました。(下)
全員で自由に鳴らす、一部の人だけ鳴らす、大きくする、小さくする、渡す、受け取るなど、野尻さんの合図でそれぞれの感覚や変化を体感して終わりました。(下)
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