岩手からの合唱参加|イルミナートと歌う有志の会
2015年8月 4日(火曜日) テーマ:県内の芸術情報
芸術監督西本智実さんの下、イルミナートフィルハーモニーオーケストラと共演し、共に舞台を創り上げる合唱団があります。その名も「イルミナート合唱団」。東京で月2~3回練習を行っています。このイルミナートに参加すべく、さくらホール開館10周年記念「西本智実指揮ベートーヴェン第九演奏会」への出演をきっかけに、岩手の熱心な合唱ファンが20人ほど集まり、東北で唯一北上市で練習を行っています。
普段は地元の声楽家・佐藤智恵子さんが合唱を指導し、西本智実さんの友人で音楽家の名須川明子さんがピアノと合唱団事務局との連絡を担当しています。
8月1日の練習では、東京の指導者・中橋健太郎左衛門先生が訪れ、今秋のヴァチカン国際音楽祭やそれに向けて国内3ヶ所で公演する曲目のひとつ・ヴェルディのレクイエムを指導されました。何と西本智実さんは、2013年のヴァチカン国際音楽祭に初出演して以来毎年招聘され、2014年にはヴァチカンの音楽財団から最年少で「名誉賞」を受賞しているのです。
団員は内陸を中心に遠く県北や沿岸からも集まり、ヴァチカン国際音楽祭への出演経験者も4割ほどいらっしゃいます。楽曲が難しいため、正しい音程を取るのが大変だと聞きましたが、練習とは言えその演奏は、さすがのハイレベルでした。
尚、イルミナート合唱団の詳細については、公式サイトhttp://chorus.illuminart-phil.com/をご覧ください。